このガイドでは、FX・CFDの例を使って4種類の基本的な待機注文を比較します。各注文で参照する価格と、エントリー条件の違いを説明します。例は注文の仕組みを示すものであり、価格予測や取引の推奨ではありません。
以下の例では、買いはAsk(買うときの価格)、売りはBid(売るときの価格)を参照します。買いの例の現在価格は現在のAsk、売りの例では現在のBidを指します。チャートが別の価格を表示している場合もあるため、ローソク足が水準に触れただけでは、対象の注文条件が満たされたとは判断できません。
買い指値注文
定義: 現在の市場価格より低い価格で買う注文
戦略での使用: 価格が一定の水準まで下落した後、上昇すると予想する場合
例: 現在のEURUSD価格が1.1000の場合、価格がその水準まで下落してから反発して上昇すると予想し、1.0950で買い指値注文を出します
執行: Askが指定した指値以下まで下がると、買いの価格条件に達します。水準に達しただけでは、約定したことの確認にはなりません。
一般的な使い方: サポート水準で買う場合や、上昇トレンド中の押し目でよく使用されます
買い逆指値注文
定義: 現在の市場価格より高い価格で買う注文
戦略での使用: 価格が一定の水準を上抜けると、その後も上昇し続けると予想する場合
例: 現在のEURUSD価格が1.1000の場合、このレジスタンスを上抜けた後も上昇が続くと予想し、1.1050で買い逆指値注文を出します
執行: Askが指定した逆指値以上まで上がると、買いの価格条件に達します。逆指値は発動の条件であり、最終的な約定価格を保証するものではありません。
一般的な使い方: ブレイクアウト取引へのエントリーや、トレンド継続の確認によく使用されます
売り指値注文
定義: 現在の市場価格より高い価格で売る注文
戦略での使用: 価格が一定の水準まで上昇した後、下落すると予想する場合
例: 現在のEURUSD価格が1.1000の場合、価格がその水準まで上昇してから下落すると予想し、1.1050で売り指値注文を出します
執行: Bidが指定した指値以上まで上がると、売りの価格条件に達します。水準に達しただけでは、約定したことの確認にはなりません。
一般的な使い方: レジスタンス水準で売る場合や、下降トレンド中の戻りでよく使用されます
売り逆指値注文
定義: 現在の市場価格より低い価格で売る注文
戦略での使用: 価格が一定の水準を下抜けると、その後も下落し続けると予想する場合
例: 現在のEURUSD価格が1.1000の場合、このサポートを下抜けた後も下落が続くと予想し、1.0950で売り逆指値注文を出します
執行: Bidが指定した逆指値以下まで下がると、売りの価格条件に達します。逆指値は発動の条件であり、最終的な約定価格を保証するものではありません。
一般的な使い方: ブレイクダウン取引へのエントリーや、トレンド継続の確認によく使用されます
希望するエントリー条件の方向に応じて注文の種類を選びます。新規エントリーの待機注文と、既存のポジションに設定するストップロスは別のものです。注文の種類や例に示した見通しは、利益を保証しません。
注文の受付、発動、約定はそれぞれ別の段階です。未約定のまま残る、期限切れになる、取消しや拒否となる場合があります。余剰証拠金と適用される執行条件も影響します。ポジションが開かれたと判断する前に、実際の注文状況と取引履歴を確認してください。チャートが水準に触れたという理由だけで、同じ注文を重複して送信しないでください。
