出来高や取引高という言葉は、異なるデータを指すことがあります。価格チャートの下にある数値が、ご自身の取引ロット数、投資金額、市場全体の総取引量を示すとは限りません。
チャートの出来高と注文数量
注文画面で入力する数量は、ご自身が希望する取引規模で、通常はロットで表します。1ロットに相当する数量は契約サイズによって決まります。ポジション数量は口座の記録であり、チャートの出来高は各バーに対応する活動量です。
例えば、注文数量が0.10ロットでチャートの出来高が180の場合、両者は別のものを測っています。掛け合わせたり、180をご自身が取引した180ロットと解釈したりしないでください。
ティックボリュームと実際の出来高
ティックボリュームは、バーの形成中に記録された気配値の更新回数です。MT4のバーの出来高データはティックボリュームです。外国為替のチャートでは、その価格配信の活動量を示し、外国為替市場全体の取引件数ではありません。
実際の出来高は、データ提供元が供給する約定数量です。取引所銘柄では契約数や単位数などになります。MT5は両者を区別できますが、店頭取引銘柄では実際の出来高が利用できない場合があります。項目や指標の選択肢があっても、選択した銘柄がそのデータを提供する証拠にはなりません。
バーの色は何を意味しますか?
標準のMT5出来高指標では、通常、緑は現在のバーの出来高が前のバーより多いこと、赤は少ないことを示します。色は変更できます。比較しているのは活動量であり、買った顧客や売った顧客の人数ではありません。
例えば、連続する確定済みバーが120ティックと180ティックなら、後の期間に気配値の更新が多かったということです。それだけで価格上昇、買い手の多さ、次の値動きの上昇を判断することはできません。
同じ条件のデータを比較する
比較には、完全な銘柄名、サーバーまたはデータ提供元、時間足、対象期間を揃えます。5分足は1分足より長い時間を含むため、同じ長さの期間として数値を直接比較することはできません。
未確定の現在のバーはデータを蓄積中です。同じ条件で過去を比較する場合は確定済みバーを使用します。価格配信、サーバー時間の区切り、利用可能な履歴、出来高設定が異なると数値も変わり、取引記録の誤りを証明するわけではありません。
出来高が表示されない、または不自然な場合
銘柄と時間足、接続、読み込まれた履歴、指標がティックボリュームと実際の出来高のどちらを使うかを確認します。欠落やゼロだけでは市場で取引がなかったと断定できません。非対応のデータ種別や利用できない履歴も考慮が必要です。
チャートの出来高は口座の注文、約定、取引履歴に代わるものではありません。リベート、ロイヤルティ、パートナープログラムの対象取引高でもありません。これらは該当する口座記録とプログラムの規則で確認してください。
他のチャート画面
FXTRADING.com Web TraderとFXTRADING.com Appでは、MT4・MT5デスクトップ版とチャート操作やデータ表示が異なる場合があります。すべての出来高表示が同じデータを使うと考えず、各指標とデータ提供元の意味を確認してください。
出来高は利用可能なデータについての一つの観測であり、流動性、約定、将来の価格方向、利益を保証するものではありません。
